中学校によって学習する単元が違う

国語や理科、社会などは学校によって進み方が大きく異なります。文部科学省からおおよその目安は出されておりますが、中学校で学習する指導単元の順番を決めることができるのです
複数中学が同じ教室にいた場合、指導する必要がない単元、もしくはすでに学校で指導が終了している単元を指導しなければいけません。子どもたちにとって「今」必要な内容が指導できないのです。

もちろん進む速度も違う

英語と数学は積み上げ式の教科ですから順番が変わることはありません。しかし、中学校によって進む速度は同じではありません。これは学校行事や定期テスト日程などが大きく影響するからです
複数中学が同じ教室で学習する進学塾では「先取授業」という言葉を良く耳にしますが、これは指導していない単元をなくすための手段なのです。子どもたちにとって「今」必要な内容=指導単元ではないのです。

そして試験範囲、難易度も違う

学校によって指導する単元、進度が異なるということは、定期テストの範囲が違うのは当然です。また学校で採択している問題集、プリントも各中学校によって違いがあります。先生のオリジナルプリントからの出題もあります
複数中学が同じ教室で学習する進学塾では、学校で出題される問題を徹底して指導することができません。学校での指導内容を理解した上で実力をつけることができない環境にあるのです。

進学塾ism指導のイメージ