「躾」・「叱る」・「学力」

こんにちは。天気は良いでけれども少し寒いですかね。もうすぐ3月なんで暖かくなることでしょう。そうすれば歩いていても清々しい気持ちになります。春まであと少し!

本日は日頃から大変お世話になっている方へ塾の開校の御挨拶に伺わせてもらいました。長時間お話をして頂き、たくさんの激励やご指導をして頂きました。本日お話をさせて頂いたことを心にとめ、地域に貢献できる塾になっていきます。

その話の中で、最近は「叱る」ことのできない先生が多いね、という話になりました。たしかに周りにも「叱る」先生は減ってきているなあと感じていました。

「叱る」先生が少なくなってきている。これは地域にとっても問題だと思います。要は「躾」ができないということですから。塾でも「叱る」先生、もっと具体的にいうと「叱ることのできる先生」は減ってきています。

何事も考えず頭にきて子供たちにガンガン怒鳴る。これは「怒る」ですね。まあ、自分中心が「怒る」で、相手中心が「叱る」ですか。相手のこと考えるがゆえの指導ってとこですかね。

「叱る」ことが本当に子供たちのためになるのなら叱らないといけません。ルールや約束が守れない子供たちが、ルールの中でやらなければいけない「学習」を向上させることはできません。やはり「人としての基本的なルール」の上に学問は存在すると思います。ですので「叱る」ことができるのは教育をする上で非常に大前提になってくるのです。

しかし、「叱る」ためにはたくさんのリスク(リスクと呼んでいいのかどうかは疑問ですが笑)があります。保護者の方がどう思うんだろう。子供たちも自分の気持ちを理解してくれるのか心配。さらには、叱ることで後に待ち受けていることへの面倒臭さ、さらには、叱られたことがないので、怒ることしかできないので、無理、などなど。

こんな考えで学習指導をされた場合、良い方向に向かうはずがありません。子供たちの人生に大きく影響が出るのが「教育」。中途半端な気持ちで「教育」をしてはいけない、そう思います。

別の要因として、環境もあると思います。集団の中で規律を乱すと集団行動ができなくなるので注意を受ける。これは完全に周りの人のことを考え行動しなさいということに気づくことができる、ある意味よいチャンスだと思うんです。

ところが、集団の大きさが小さくなり、個へと移行している最近の状況では、周りに気をつかう機会が減ってきています。

塾として考えると、「躾」という面ならば個別指導という形態は非常に簡単にできます。大きい声をだすこともない、小さな声で「ダメだよ、ちゃんとしようね。」と優しくいえる。これで理解してくれる子供たちもいると思います。しかし、ずっと同じ間違いを繰り返している子供たちがいることも事実です。

やはり「叱る」時には、「優しさ」は必要ですが、「優しく」は要らないかな、と考えています。「優しく」言っても伝わりにくいですし、周りまでの影響などは考えません。かといって怒鳴るのは論外ですけどね。

「集団の中で躾のある授業をし、子供たちの本当の心を鍛えていく。」これが進学塾ismの授業の考えの一つです。集中する時は集中する。楽しくはじける時は楽しく。メリハリのある学習の中で、子供たちを良い方向へ導いていく。私たち授業を担当する全員、それがどんなに大変でも、どんなに時間がかかろうと、しっかりと進めていきます。

あっ、恐い授業ではありませんのでご安心を(笑)。「メリハリのある授業」です。

 

それでは、次回の入塾説明会についてのお知らせです。来週からは土曜日と日曜日に実施します!

 

進学塾ism入塾説明会

2月28日(土)午前10時半より。

3月 1日(日)午前10時半より。2日間とも約1時間半の説明会です。

学力確認テスト

1科目40分。約1時間半のテストです。

※新小学5年生~新中学1年生は「算数と国語」、新中学2年生と新中学3年生は「数学と英語」です。

※学力確認テストですが、クラブなどで受験できない場合は平日に受験して頂くことは可能です。お申し込み時にご相談頂ければと思います。

本日はここまで、ではまた。

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