待つこともまた楽しい。

イギリスからの輸入

先日通勤で使っているオートバイのパーツを、海外のネットオークションサイトebayで購入しました。

出品者はイギリスの自動車修理工場。写真で見る限り汚れはありますが使用に問題はなさそうってことでポチりました。

落札金額は思ったより少し高いかなあという代金だったのですが、びっくりしたのはその送料です。

イギリスから日本への約4kgの商品の送料が70GBP！　日本円で約12,000円です！

いや、ちょっと待ってほしい。商品代金と同じぐらいの送料って……。

出品者と連絡をとるとこちらで配送会社を手配してもよいとのことだったので調べました。

すると、日本円で約5,000円で輸送してくれるところを見つけました。

口コミもまあ悪くない。途中で荷物が紛失するリスクはどの配送会社を使ってもなくせないので最悪の場合はしかたがない。

急いで登録し、出品者に連絡し、無事発送されました。

到着まで２～３週間

日本につくまでの流れは、
　出品者　→　イギリスの配送業者の倉庫　→　香港にある配送業者の倉庫　→　日本の税関　→　奈良県にある家
となっています。

5/11に落札してイギリスの倉庫についたのが5/14。そこから香港の倉庫に到着したのが5/19。

5/20に日本への発送準備ができました！　というメールが先日きました。

日本の通販、特にAmazonの翌日配送に慣れると非常に時間がかかりやきもきします。

でも、この待っている時間って逆にいいなあとふと思いました。

今、スマホでいつでも連絡がとれることが当たり前の状態ですが、私が中高生の頃はリアルタイムで連絡を取り合える方法はありませんでした。

友だちと遊びに行くのも前日に約束して、当日の待ち合わせ場所にいなくても待つしかなくて。

よく遅刻する友だちだと「あいつやから30分はしゃーないな」となったり。

そんなことを思い出しました。

良くも悪くも慣れは怖い

人はいったん楽を覚えるとそれまで普通の状態だったのが苦痛になってしまいます。

便利になることは賛成ですし、楽をするために科学が進歩した面もありますが、「待つ」ことを忘れないのも大切です。

本気で勉強に取り組んでも結果がついてくるのには時間がかかります。

その伸びない時間を「待てる」かどうか。それが成績を上げるのに一番必要なのではないかと思います。

 

でも早く届かねーかなあ。

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