日本の天気

テストも終わり,中野中学の3年生は本日から修学旅行へ出発です。

天気も良くて修学旅行日和,沢山の思い出をつくってきてくださいね。

 

梅雨ってどいう仕組み?

天気も良くて,気温もどんどん上がってきていますよね。もうすぐ夏って感じです。

でも,夏の前に日本は「梅雨」がありますよね。雨の日が多くなり,気分的にもしんどくなる時期です。

みなさん,梅雨って何が原因で起こるか知っていますか?

天気予報などで,日本列島に停滞前線があり,梅雨入りしました。みたいなことを聞いたことがあると思います。

停滞前線って,何か知っていますか?また,なぜ,停滞前線が日本列島の上にできるのか知っていますか?

簡単に説明すると,停滞前線は暖かい空気の塊(暖気)と冷たい空気の塊(寒気)が同じ勢力でぶつかったときに,

その境目が地表と接しているところにできます。同じ勢力なので,その場所に停滞するから停滞前線です。

ちょうど今,沖縄の近くに停滞前線ができているので,沖縄は梅雨入りしている状態です。

この停滞前線を,夏に強くなる小笠原気団(暖かく,湿った空気の塊)が徐々に勢力を強くして,日本列島の上の

方に押し上げてきます。停滞前線が上に抜けると,沖縄は梅雨明けとなります。

今度は本州あたりに停滞前線が来るので梅雨入りとなっていきます。夏に向けて小笠原気団は強くなっていくので,

停滞前線を早く押し上げてくれれば梅雨はすぐ終わりますが,同時に北から,

オホーツク海気団(冷たく,湿った空気の塊)が勢力を強くしてくるので,間に挟まれた停滞前線は,日本列島の

上にとどまります。そのため,天気の悪い日が続く,梅雨が日本にはあります。

 

身近なことを関連付けてみて

3年生はそんなこと知っているよといいたくなりますよね。(願望ですが)

実は梅雨の原因は,中学2年生の理科で学習します。1年生や,2年生はこれから学習をしていく内容ですが,

暗記することが多くあります。がむしゃらに覚えることもいいですが,身近なことに関連付けてみるのは

どうでしょうか。天気予報などで,天気図が出てくることがあります。その中で,停滞前線がここにあるから

もうすぐ梅雨入り,あるいは,梅雨明けなど自分でわかることもあります。

学習した内容がここで役にたつとわかると,楽しく覚えることもできますよ。

今回は梅雨の話でしたが,ほかにも身近なことで学習した内容が関連していることは沢山あります。

一度探してみてくださいね。

 

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